シングルマザー、ワーママのねね母さんです!
弁護士なしで調停を申し立てて、半年で調停離婚しました。
離婚するかもと思った時、少しでも沢山の情報が欲しいと思っていたので、
もし離婚を検討している人の参考になれば嬉しいです。
それぞれの状況によっても違うと思うので、私の前提はこちらです👇
私は、夫婦カウンセラーを受けてよかったと思っています。
夫婦カウンセラーの探し方
そのころは、インターネットやママリなどで
色々な人の経験や弁護士さんのコラムなどを探しまくっていました。
夫婦カウンセラーの体験を書いている人はほとんどいなかったですね。
でも、「夫婦カウンセラー」って言葉で普通に検索しました。
それで、TOPにくる広告は避けて、MAP検索に出てきたところを見ていきました。
直接聞いてもらいたいって気持ちがあったので、
行ける範囲で、 休眠中のようなサイトも多かったので、
信頼できそうなところを探しました。
(👆2年前なので、少し記憶があやふやです。)
最終的に女性の先生のところになりました!
(女性がいい!と思ったわけでなく、料金が明確に書かれている、無料の個人面談があった)
渋谷でやっている女性の先生です。気になる方は、コメントください。
初回の無料相談
まずは、依頼主である私だけで話をします。
コロナ禍でしたし、オンラインで面談になりました!
(当時、子どもは生後半年とかだったので、オンラインでスムーズに話せる先生でよかったです)
子どもを寝かしつけてから、45分間です。
出来るだけ、時間を無駄にしないように、経緯を端的に説明できるようにメモして準備しました。
どうしても相手の悪いところを言い出すと、
「こんなこともあった!」「あの時あんなふうに言われた!」とか
関係ない嫌な話が溢れそうだったので。(私、話が飛ぶタイプです。)
時系列で、どういう状況かをまずはお伝えしました。
その後、先生が主に心情面の質問を聞いていただいて、
どうしていきたいかを話しをしました。
先生が穏やかな方だったですし、ご自身も離婚の経験があるということで
寄り添って聞いてくれるなーという印象でした。
そして、さすがプロ!今までの積み重なってきた嫌なエピソードを語るのに
45分なんて、とても短すぎる!無理っ!と思っていましたが、
とにかく私の話を聞いてくれ、きちんと状況を理解した上で時間ぴったりで終わりました。
身内や知人に相談すると、どうしても自分のアドバイスが入りますよね。
そうだよね、、そうだよね、、
〇〇〇〇してみたら? 私も〇〇〇〇だよ!
どうしようと悩んでいるタイミングなら、アドバイスも嬉しいのですが、
この時の私は「謝ってもらわないと、絶対、離婚!」と思っていたので、
ただ話を聞いてもらえる存在がありがたかったです。
45分でしたが、十分良い先生だと思えたので、引き続きお願いすることにしました。
プランは、
45分(依頼者の無料相談)+45分(相手方の相談)+90分(両者)で
¥33,000でした。
高額だと思いましたが、人生の重大なタイミングで、
何も手を打たなかったと思うよりやれることはやったと思いたかったので、決めました!
夫へのカウンセリング依頼
そのころは、まだかろうじて連絡は取れていたので、
「今のままじゃ、いけないと思うから、とりあえず、カウンセリングを受けてみてほしい」
「私はすでに受けて、私にも悪いところがあったと思っている」
という話をしました。
元夫からは、「わかった」とだけ連絡があったので、先生の連絡先を伝えました。
まだこの時は、元夫にも少しの反応があったので、なんとか面談することができました。
後日、先生から連絡があり、元夫と話せたこと、
次は先生、元夫、私の3者で話をすることになりました。
三人でのLINEで日程調整等もしました。(この時点で、二人でのやりとりは無くなっていた)
個人的には、一大事なので、一刻も早く話をしたかったですが、
先生の予約が取れるのが1ヶ月先ということで、1ヶ月後に3者で話をすることになりました。
3者カウンセリングまで
1ヶ月の期間、最初は歯痒かったですが、
今振り返ると、よかったなーと思います。
この時、周りには相談できる人が一切おらず。。。
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一番相談しやすい人:
普段は、友だち親子のような関係の母と姉妹は、離婚反対で話しができないような状態だったので、この時期は一切連絡を取っていませんでした。
相談しやすい人:
父。この時期、一番頼りになりました。普段は、絶対君主というか、自分の意見が合っている!というスタンスなのですが、この時期はただ状況を聞いてくれるって感じでした。
友だち:
一番仲がいい友だちには、相談しましたが、お互い子育て中で話をじっくりできなくて、伝わってないなーと感じることがありました。「うちもそんな感じだよー」とかのアドバイスも当時の私には辛かった。どこも同じかもしれませんが、私にとって夫婦関係は耐えられないくらいしんどい状況だったので、他の友だちには、さらっとしか話をしませんでした。
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そんな状況で1ヶ月だったので、辛かったです。
ただ仕事はしていたので、ずっと家で塞ぎ込むといった感じじゃなかったのはよかったかもしれません。
その中で、自分でも
”離婚して本当に1人でやっていけるか?”
については、色々と考えました。
出来ちゃった結婚で、結婚式が延期になり、私の両親が用意してくれた
結婚資金として数百万円単位での貯金はありました。
※我が家は、元夫がお金の管理はしたくない。ということだったので、
私の口座に全額を入れていて、毎月元夫から生活費をもらっていました。
私自身、転職したてだったのですが、安定した収入はあったし、
最悪財産分与で半分になったとしても、今すぐ困ることはないと思っていました。
ただ、保育料が約5万円かかっていたので、月々で余裕がある状態ではなかったです。
我が家は都内近郊なので、家賃も12万円でした。
なので、住居費が抑えられればなんとかやれる!と思っていて、
近くの県営住宅や市営住宅を調べたり、見に行ったり、
申し込み方法や空き状況なども調べていました。
私が見に行ったところは
県営住宅も市営住宅も幸い、割と築浅の建物で、市営住宅はかなり外観がよかったです。
(ただ、市営住宅は満室でした)
県営住宅は、大きなマンションでしたが、人の出入りが少なく、
ひっそりとした印象を感じました。出入りする人も年配の方が多かったし、
子育て世代向けといった感じがなかったです。
そんなことをしながら、
A:子どもが小さい今の期間を切り詰め、節約して暮らす覚悟があるか?
B:結局、一人では子育てができないのか?
この2択を考えていました。
そして、私の中では『A』を選ぼうという決意が固まっていた期間でした。
この期間に、離婚についてのネットの情報もいっぱいみましたが、
ほぼ皆さん、「離婚してよかった!」と回答していたので、
それも励みになりました!
3者カウンセリング
コロナ禍ということもあり、オンラインでのカウンセリングになりました。
カウンセリングでは、カウンセラーがファシリテーターで話をしながら、
両方の言い分を聞いていくという形でした。
最初に、1つだけ注意されたことがあり、相手の話を最後まで聞くこと、です。
別居が決まる前の関係が悪かった時に元夫は、
「あーしろ、こーしろ言われて、
報告、連絡こまめにしろって言われて、家でも上司といるみたいだ」
と言っていたことがありました。
私自身、思ったことがすぐ口に出てしまったり、相手の話を文脈で予測してしまうところがあり、
それは私の落ち度だと初回のカウンセリングで気づきました。
なので、この話合いでは、まず元夫の話を先に聞いてみようと思っていました。
(結果として、最初は理性を保って応対できましたが、
後半はヒートアップしてしまいました。)
90分の面談ですが、60分過ぎた頃には、元夫の言い分を聞いていて、
色々と冷静になってきました。
ちなみに、元夫の主張は、「一緒には住みたくない。でも、離婚もしたくない。」でした。
元夫が離婚したくない理由として挙げたのは「子どもが可愛いから」です。
最初は、「言語道断!即刻離婚!」と思っていた私ですが、
冷静になった時に、このままでは平行線だし、一緒に住まずに生活費をもらえるなら、
それならいいか。と思ってきました。
そして、残りの30分で、両者の言い分を聞いていたカウンセラーさんも
「今は一緒に住まない方が良いと思います。
かわりに、夫さんは可能なら毎日でもお子さんに会いに行って、奥さん(ねね母さん)の
信頼を取り戻したらどうでしょうか?」と言われました。
私自身、子どもから父親を奪うことはしたくないと思っていたので、賛成し、
毎日でも元夫が会いに来るなら時間を作る。と約束しました。
(ただ、元夫の性格上、毎日なんて絶対来ない、、、と思っていました)
そこで、1つ条件をつけました。
「私(ねね母さん)は働いているので、急に来られても困る。子どもも8時には寝ているので、夜も控えてほしい。事前に教えて貰えば、保育園の登園は調整する」
と話をしました。
(実際、別居始まった頃に前日の23時頃に、明日朝7時に両親と行きます。と急に連絡がきて、腹が立ったこともありました。元夫が滞在した義実家は我が家からすぐなのですが、元夫は運転ができないので、絶対に義両親に車で乗せてもらって一緒に来てました。笑)
そこで、カウンセラーさんは、元夫に
「お仕事のシフトは1ヶ月前くらいにはわかりますか?1ヶ月前に連絡できますか?」
と聞いて、本人も承諾しました。
話合いがまとまってきたところで、私は
「今まで振り込んでた生活費はどうするの?」と聞きました。
元夫の返事は、「今まで通りでいいよ!」でした。
元夫は、第三者にカッコつけたがる傾向が合ったので、カウンセラーさんの前だとそういうだろうなと思っていたので、予想的中でした!
私としては、いずれ離婚するにしても、少しでも多く貯金をしておきたかったので、
元夫の小遣い5万円を引いた残りを生活費としてもらえることは有り難かったです。
結果
夫婦カウンセラーさんと話をしたあと、
私は元夫に記録を残す意味で話をした内容の確認を送りました。
毎日でもいいから、出来るだけ頻繁に子どもへ会いにくること。
(ただし、1ヶ月前に連絡すること。)
毎月の生活費は今まで通り、振り込むこと。
後に、離婚調停をする際に気づいたのですが、これには全然拘束力がなかったです。
それでも、夫婦カウンセラーを受けてよかったと思っています。
夫婦カウンセラーを受けて、元夫の言い分をしっかり聞いて、
「この人とは、どうやっても分かり合えない。」と感じたからです。
話してる言語が違うの?って感じるくらい、全く元夫の言い分が理解できませんでした。
そして、お金を払って、専門家にも入ってもらって、やれることは全てやってダメだった。
と私自身が思えたことが大きかったです。
あの時、こうしてればよかったのかな?といったことを一度も思いません。
私の場合は、「離婚」の決定打になりましたが、
まだ迷っている方なら、よりを戻すチャンスにもなると思いますし、
後悔したくないようであれば、夫婦カウンセラーや円満調停も1つの手段だと思います。